歯の歯肉付近が茶色くなっているのは、多くの場合、「根面う蝕」という歯根の虫歯です。
表面が茶色くなっているだけの状態の場合はまだ初期虫歯の段階です。
これは虫歯であり、着色汚れではないため、クリーニングや歯磨きをしても色が白くはなりません。
初期虫歯は治療の必要はありませんが、進行を止めないといけません。
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歯医者でフッ素を塗ってもらったことのある方やお子さんの歯にフッ素を塗ってもらった親御さんは少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
フッ素を塗ることで、う蝕予防の効果があります。
歯が生えたての状態から年に数回塗布をしてもらうと、効果的です。
もちろん、お子さんだけでなく、大人の永久歯にも虫歯予防効果はあります。
歯医者で行うフッ素塗布は正式にはフッ化物歯面塗布と言いますが、このほかに「フッ化物応用」という言葉もあります。
この2つの言葉の違いは何なのでしょう。
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虫歯治療の際に作製する詰め物や被せ物。
保険診療であれば奥歯の銀歯やハイブリッドセラミックの差し歯、レジンの前歯修復などがあります。
自由診療であれば、それ以外の素材で修復物を作製することになります。
この保険診療・自由診療の違いですが、実はこれは素材が目立つかどうかではないのです。
型採りの材料や修復物をくっつけるセメントまで違うのです。
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歯は一日に何回も食べ物を噛み千切ったり、すり潰す作業をしています。
もしも歯が衝撃に弱く、硬い物質であれば、噛んだときの衝撃は全て顎の骨に伝わることになります。
しかし、それでは、顎の骨に大きな負担がかかってしまいます。
そのため実際には、噛んだときの衝撃は象牙質や歯根膜で多少吸収されます。
天然歯にはエナメル質や象牙質、セメント質、歯髄などの層があります。
それらには役割があり、それぞれがその役割を果たしながら歯を維持しています。
特に象牙質はエナメル質の次に控える、エナメル質よりも軟らかい組織で、衝撃を吸収することで歯が割れることから守っています。
この象牙質を削ってセラミックの詰め物をすると、形によっては衝撃を吸収できず、割れてしまうことがあります。
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