皆さんは歯磨きはいつしていますか?おそらく就寝前に歯を磨く方がほとんどだと思います。そのほかに、毎食後に磨いているという方もいらっしゃるでしょう。では、就寝前と毎食後はどちらが歯にとっていいのでしょうか。
一番効果があるのはその両方で、毎食後と就寝前の丁寧な歯磨きとなります。特に就寝前は歯間ブラシやデンタルフロスを行うことで、より歯を清潔にすることが出来ます。
中には食後すぐに歯を磨くと、酸で歯が解けてしまうという話を聞いたことがあり、控えている人もいるのではないでしょうか。食後に酸で歯が解けやすい状態になるのは、炭酸飲料や酸味の強い柑橘類など酸性の強いものを飲食した後です。その場合は、口を軽くゆすぐ程度にした方が良いでしょう。それによって、口腔内を中和することができます。
しかし、通常の食事の場合は特に気にすることはありません。歯はガラスや鉄よりも硬いエナメル質で覆われているため、そう簡単には削れません。なるべく食べたらすぐに磨くことで、お口の中が酸性に傾く時間を短縮することが出来ます。力を入れずに、優しく、丁寧に角度を意識してブラシを当てましょう。
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むし歯の治療に使う修復物としては、銀歯、コンポジットレジン、セラミック、金歯が代表的です。白い修復物となるのはそのうち、レジンとセラミックです。レジンは表面のむし歯に保険診療で適用可能です。歯を削る量が他の素材よりも少なく、最小で済みます。しかし、大きなむし歯には使えません。
セラミックは銀歯などと同様、大きなむし歯に被せ物として使用することが可能です。陶器のイメージから、割れやすくて繊細そうな印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際、割れやすかったのは、セラミックが登場してきた当初であって、今では大分丈夫になっています。修復材は年々進化を遂げています。それを歯にくっつけるセメントも同様です。そのため、セラミック歯は歯軋りが激しい方や噛みあわせが悪い方でなければ、ほとんど欠けることはありません。お口の中で黒光りする銀歯から自然な素材にしたいという方はセラミッククラウンをお勧めします。
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今ではむし歯治療は軽いものでも麻酔下で行われることが多くなりました。しかし、昔はある程度のむし歯は無麻酔でも行っていたものでした。大人の患者様の中には、痛い思いをした人もいることでしょう。あの歯を削るときの痛みは何の痛みでしょうか?神経を削っているのでしょうか?
神経を無麻酔で削るなどということは、まずありえません。神経の治療は必ず麻酔をして行います。
むし歯治療の痛みは、実は象牙質を削ることによる痛みです。エナメル質もう蝕(むし歯)で柔らかくなった部分も、削っても痛みはありません。しかし、象牙質は神経に通じている細かな穴が開いた組織をしています。そのため、振動が神経に伝わり、痛むのです。ちなみに、冷たいものや甘いものが痛いのも、この象牙質から神経に刺激が伝わるためです。むし歯の際は痛みの少ない治療を行っておりますので、ご安心して受診ください。
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