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自由診療と保険診療の補綴治療の差とは?

2018年10月30日 (火)

虫歯治療の際に作製する詰め物や被せ物。
保険診療であれば奥歯の銀歯やハイブリッドセラミックの差し歯、レジンの前歯修復などがあります。
自由診療であれば、それ以外の素材で修復物を作製することになります。

 

この保険診療・自由診療の違いですが、実はこれは素材が目立つかどうかではないのです。
型採りの材料や修復物をくっつけるセメントまで違うのです。

 

自由診療の方が長持ちするとか、虫歯が再発しにくいというのはそういう点から言われていることです。

たとえば、自由診療のセラミッククラウンを装着するとします。
セラミッククラウンを作製する際は、保険診療とは違う、シリコン系やラバー系の印象材を使用します。
これは型採りをしても2~3日は精度を保っているほど精密な型を採ることができます。

 

さらに歯に接着する際は接着用セメントであるレジンセメントを使って、歯と一体化するように接着させます。
そのため、セラミッククラウンをつけるときは、歯を大きく削って、一体化させやすいようにします。

 

ただ白くて目立たないだけでなく、長く続く接着と精密な型採りを行うのが自由診療の補綴治療です。


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