口臭はさまざまな原因で発症します。なかでもとくに口臭の原因となりやすいのが歯周病です。歯周病とは、プラークの蓄積によって細菌が繁殖し、歯肉に炎症が起きたり歯を支える骨が溶けたりする病気として知られています。歯周病になるとメチルメルカプタンというガスが発生するため、玉ねぎが腐ったような強い臭いが発生することが特徴です。歯周病を予防するためには、歯についた汚れやプラークをしっかり取り除くことが大切です。そのためにも、歯ブラシだけで終わらせずフロスを使用する習慣をつけましょう。歯ブラシだけで歯の隙間の汚れやプラークまで取り除くことはできません。
また、夜だけではなく毎食後に歯磨きすることも大切です。食後は口の中の細菌が繁殖しやすくなっているので、食後は丁寧に歯磨きをしましょう。しかし、フロスを使っても毎食後に歯磨きを行っても歯周病になるリスクをゼロにすることはできません。そこで有効なのが、歯周病予防のために歯医者に通うことです。歯医者といえば症状が出てから通う場所というイメージをもっている方が多いかもしれませんが、実は予防のために通う場所でもあります。歯石を取り除いたり、歯に溜まっている汚れを取ったりすることで歯周病の予防が可能です。歯石取りは3~6か月に1度の頻度で行うのが最適ですので、定期的に歯石を取り歯周病の予防をしましょう。
カテゴリー: 歯周病
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