しらかわブログ

歯と歯の根元の隙間の名前

2017年7月24日 (月)

お口の審美性に関する悩みには色々なものがあります。歯が黄色い、歯が透けている、前歯だけが大きい、前歯がぎざぎざしているなど、毎日人に見られるところだからこそ、少しのことで気になりますよね。

そのような審美的に目立つ症状のひとつに「ブラックトライアングル」があります。これは前歯の歯肉が下がることで、歯と歯の間の歯肉に近い部分に三角形の隙間ができるためにそう呼ばれています。健康な歯肉は歯と歯の間にも歯肉が山のように盛り上がっているため、このような隙間はありません。

ブラックトライアングルの原因は加齢や歯周病、遺伝などによる歯肉の退縮です。しかし、病気ではないため、保険診療のような治療はありません。

歯肉の退縮が起きないようにするには、こまめな検診でスケーリングを受けましょう。また、歯垢を貯めないようにしっかりと丁寧に歯磨きでケアしましょう。

もしもブラックトライアングルが出来てしまった場合は、汚れがたまりやすいので、デンタルフロスでこの部分を掃除する必要があります。きれいにし続けていると、多少目立たなくなってくる方もいます。


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局所麻酔を行うと、痛覚はどういう状態になっているの?

2017年7月14日 (金)

むし歯治療で麻酔注射を行ったのに、痛みを感じた経験はありませんか?それは麻酔を歯肉に注入する量が足りなかったからかもしれません。

歯科麻酔は基本的に局所麻酔を治療箇所の痛みを感じないように行います。これを浸潤麻酔と言います。さらに注射の痛みを和らげるために、歯肉の表面に行う表面麻酔もあります。浸潤麻酔と表面麻酔は同じ成分の薬もあります。同じ薬が様々な使われ方をしているのが麻酔の特徴です。

麻酔を行うと、しばらく全く感覚がないのに、数時間経つと元に戻ります。何事も無かったように感覚が戻りますが、麻酔中はどうなっているのでしょうか?

麻酔薬は体内に入ると、その部位にとどまります。その後、神経に作用して痛みが脳に伝わるのを遮断します。時間が経つと分解、排泄されます。

長い間麻酔を効かせる必要がある外科手術は全身麻酔を使います。比較的小さな手術では局所麻酔を施します。痛みの無い領域をつくることで、患者様が治療を受けやすくなります。また、もし患者様が痛みを感じて動いてしまうと、治療が適切にできなくなってしまうでしょう。スムーズな治療を可能にするのが、麻酔の役目でもあるのです。


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