虫歯治療の際に作製する詰め物や被せ物。
保険診療であれば奥歯の銀歯やハイブリッドセラミックの差し歯、レジンの前歯修復などがあります。
自由診療であれば、それ以外の素材で修復物を作製することになります。
この保険診療・自由診療の違いですが、実はこれは素材が目立つかどうかではないのです。
型採りの材料や修復物をくっつけるセメントまで違うのです。
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歯は一日に何回も食べ物を噛み千切ったり、すり潰す作業をしています。
もしも歯が衝撃に弱く、硬い物質であれば、噛んだときの衝撃は全て顎の骨に伝わることになります。
しかし、それでは、顎の骨に大きな負担がかかってしまいます。
そのため実際には、噛んだときの衝撃は象牙質や歯根膜で多少吸収されます。
天然歯にはエナメル質や象牙質、セメント質、歯髄などの層があります。
それらには役割があり、それぞれがその役割を果たしながら歯を維持しています。
特に象牙質はエナメル質の次に控える、エナメル質よりも軟らかい組織で、衝撃を吸収することで歯が割れることから守っています。
この象牙質を削ってセラミックの詰め物をすると、形によっては衝撃を吸収できず、割れてしまうことがあります。
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