しらかわブログ

レジン修復のメリットとデメリット

2018年8月13日 (月)

保険適用でむし歯治療を行う際に、白い歯科用プラスチックを用いることがあります。
これをコンポジット・レジン修復と言います。

 

レジンで修復する場合、歯を削るのが少ない量で済みます。


そのため、銀歯よりも治療回数を多く重ねることが出来ます。
また、保険が適用されることで費用が安価です。
デメリットとしては、強度が銀歯よりも弱いこと、水分を吸収するため収縮しやすいこと、経年によって変色すること、汚れが比較的付きやすいことなどが挙げられます。

 

レジンは、スウェーデンのような歯科先進国ではむし歯治療の修復材の第一選択肢となっています。
日本では保険診療のコンポジット・レジンのほかに、自費診療のダイレクトボンディングという審美性をより追及したレジン修復もあります。
世界的には銀歯の使用は減少の一途をたどっているため、今後日本でもレジンの適用がますます増えていくのではないかと思われます。


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