しらかわブログ

アンレーって何?

2018年8月4日 (土)

むし歯の治療には一般的には詰め物やかぶせ物と呼ばれる修復物を使って歯の形を補います。
この詰め物やかぶせ物は歯科用語ではインレー、アンレー、クラウンと言います。
詰め物、つまり部分冠となるのがインレー、アンレーで、すっぽりと歯にかぶせる様に装着するのがクラウンです。

 

インレー、クラウンは耳にしたことがある人もいるかと思いますが、アンレーについてもご存知ですか?
これは歯にかぶせるように装着するものの、歯肉のところまで全部ではなく、上半分くらいまでを覆う修復物です。

 

クラウンは歯頸部、つまり歯肉との境界まで届く大型な修復物です。
マージン部分が歯肉に触れることで大きく削った歯の強度を補います。
アンレーはそこまで大きなむし歯ではなく、咬合面を主に補う形で装着します。

 

皆さんの中にも既にアンレーを詰めてもらったことがある人もいるかもしれませんね。
このように、削るむし歯の大きさによって歯の修復物には様々あるのです。


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