しらかわブログ

歯磨きで落ちないしつこい汚れにクリーニング

2017年8月24日 (木)

毎日口にするものの中に、コーヒーや紅茶、赤ワイン、緑茶、ウーロン茶などは含まれていませんか?
またはタバコを吸っている方もいらっしゃると思います。
これらの嗜好品は着色するため、蓄積してしまうとしつこい汚れとなります。

日ごろ自分で鏡を見ていると変化に乏しいですが、数ヶ月や1年前と比べてみると、歯のトーンは結構違います。
あまりにも着色汚れが付いてしまうと、市販の歯磨き粉ではどうにもなりません。
そこで歯医者でのクリーニングがお薦めです。

クリーニングは歯の表面に付着した着色料や細菌の塊でできたヌメリを取ってキレイにする処置です。
中には落ちにくい汚れもありまのすが、ほとんどの場合歯の本来の色に戻すことが出来ます。
歯肉に炎症が起きている場合は血が滲むこともあります。
その場合は、スケーリングを行うことで歯石を除去してもらいましょう。
また、日ごろのブラッシングで歯垢除去を続けることで歯肉の状態が改善するでしょう。

見た目がきれいになるだけでなく、細菌環境の改善にも繋がるクリーニングを当院で受けたい場合は、ご予約の際にお申し付けください。


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研磨剤入りの歯磨き粉で歯が白くならない理由

2017年8月10日 (木)

歯磨き粉の中には「ホワイトニング」と大きく書かれた商品があります。
研磨剤が入っているため、表面の着色汚れをブラシでこすり落とす仕組みです。
しかし、試したことがある方はお分かりだと思いますが、これではなかなか白くならないものです。
どうして研磨剤入り歯磨き粉では限界があるのでしょうか。

それは、歯の表面の構造に原因があります。
歯の表面は実はツルツルではなく、細かな溝や隙間で覆われています。
そこにヤニや茶渋がこびりついてしまって、歯ブラシと歯磨き粉では取れなくなってしまうのです。
必死に取ろうとして、ゴシゴシ強く磨いてしまうと、一緒に歯肉までブラシが当たってしまいます。
すると、歯肉が退縮して歯が長く見えるようになるおそれがあります。

ホワイトニングであれば、物理的に擦り取るのではなく、薬剤で化学反応を起こす方法ですので、隙間や溝のことを気にする必要がありません。
今まで色々な歯磨き粉を試したけどダメだったという方にぜひ試していただきたいです。


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歯ごたえを感じる役割を持つ歯根膜について

2017年8月3日 (木)

歯周組織の中に、歯根膜というものがあります。歯根と歯槽骨の間にある膜で、歯が生えている状態を維持している組織の一つです。これは噛み応えを感じるためのセンサーの役割があり、食物を噛んだときのほんの少しの歯ごたえの違いも感じ取ることが出来ます。歯を不必要に動揺させることはよくありませんが、健康な歯でも多少歯は手で触ると動揺します。これも歯根膜があるためです。

インプラントは自然な噛み心地を得られるといいますが、歯根膜がないため、やはり天然歯の噛み心地には適いません。歯根膜ほどの精密な組織を作ることは今の技術ではまだ難しいでしょう。それほど、繊細で緻密な組織なのです。

歯周病が進行すると、この歯根膜も失ってしまいます。歯周病にならないように、定期的に検診を受け、歯を大切にしましょう。


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歯と歯の根元の隙間の名前

2017年7月24日 (月)

お口の審美性に関する悩みには色々なものがあります。歯が黄色い、歯が透けている、前歯だけが大きい、前歯がぎざぎざしているなど、毎日人に見られるところだからこそ、少しのことで気になりますよね。

そのような審美的に目立つ症状のひとつに「ブラックトライアングル」があります。これは前歯の歯肉が下がることで、歯と歯の間の歯肉に近い部分に三角形の隙間ができるためにそう呼ばれています。健康な歯肉は歯と歯の間にも歯肉が山のように盛り上がっているため、このような隙間はありません。

ブラックトライアングルの原因は加齢や歯周病、遺伝などによる歯肉の退縮です。しかし、病気ではないため、保険診療のような治療はありません。

歯肉の退縮が起きないようにするには、こまめな検診でスケーリングを受けましょう。また、歯垢を貯めないようにしっかりと丁寧に歯磨きでケアしましょう。

もしもブラックトライアングルが出来てしまった場合は、汚れがたまりやすいので、デンタルフロスでこの部分を掃除する必要があります。きれいにし続けていると、多少目立たなくなってくる方もいます。


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局所麻酔を行うと、痛覚はどういう状態になっているの?

2017年7月14日 (金)

むし歯治療で麻酔注射を行ったのに、痛みを感じた経験はありませんか?それは麻酔を歯肉に注入する量が足りなかったからかもしれません。

歯科麻酔は基本的に局所麻酔を治療箇所の痛みを感じないように行います。これを浸潤麻酔と言います。さらに注射の痛みを和らげるために、歯肉の表面に行う表面麻酔もあります。浸潤麻酔と表面麻酔は同じ成分の薬もあります。同じ薬が様々な使われ方をしているのが麻酔の特徴です。

麻酔を行うと、しばらく全く感覚がないのに、数時間経つと元に戻ります。何事も無かったように感覚が戻りますが、麻酔中はどうなっているのでしょうか?

麻酔薬は体内に入ると、その部位にとどまります。その後、神経に作用して痛みが脳に伝わるのを遮断します。時間が経つと分解、排泄されます。

長い間麻酔を効かせる必要がある外科手術は全身麻酔を使います。比較的小さな手術では局所麻酔を施します。痛みの無い領域をつくることで、患者様が治療を受けやすくなります。また、もし患者様が痛みを感じて動いてしまうと、治療が適切にできなくなってしまうでしょう。スムーズな治療を可能にするのが、麻酔の役目でもあるのです。


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