人と話すときに気になることがある口臭。
ランチやコーヒーブレイクの後に息が気になる人もいれば、常に同じ口臭の人もいます。
このようにいろいろな口臭があるのはなぜなのでしょうか。
口臭に色んな種類があるのは、臭いの成分が違うからです。
口臭の種類として、卵が腐ったような臭い、生ごみのような臭い、公衆便所のような臭い、おならのような臭い、ニンニクやネギの臭い、たばこの臭いなどがあります。
ニンニクやネギ、たばこはそれらを口にすることで臭いの素となりますが、それ以外の臭いは主にアンモニア、アミン類、揮発性硫黄化物、脂肪酸などから成り立っています。
これらはたんぱく質の分解の結果、生じたものです。
そういった臭いの原因として、歯周病や鼻の病気、のどの病気のほか、肝疾患、尿毒症、糖尿病、大腸がん、白血病などが例として挙げられます。
そのほか、寝起きの口臭は、就寝中に細菌が繁殖しやすい環境となるため、健康な人でも見られる現象です。
口臭を治療するには、歯や舌のプラークコントロール、唾液の分泌の促進、消臭効果のある物を使ったケアなどが有効です。
口臭は、ただ歯を磨いていないから発生するとは限りません。
健康のバロメーターになっていることもあるのです。
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