歯磨きを毎晩している人は自身の歯肉の状態に自信があるかも知れません。
しかし、歯磨きの際に血が滲んでいるようなことがあれば、それはとても健康な状態ではありません。
歯周病菌によって歯肉炎にかかってしまっている可能性が高いです。
歯医者でクリーニングを受け、今後汚れがたまらないようにブラッシング指導を受けることをお勧めします。
歯肉はどのような状態になっているのが理想なのでしょうか。
よく「健康な歯肉はピンク色をしていて引き締まっている」という話を耳にすることかと思います。
とはいえ、ピンク色といっても色調の差こそあれ、だいたい歯肉はピンク色ですので、判断が難しいところです。
理想の歯肉を他の基準で判断するとしたら、歯と歯の間の部分が三角形になっている歯肉が挙げられます。
角の部分が鋭くとがっているほど良い状態です。
歯間が三角形になっているということは、炎症がなく健康である証です。
反対に丸みを帯びてぶよぶよしている場合は歯周病菌によって炎症が起きている状態です。
歯間の歯肉をきれいな三角形にするには、プラークコントロールを適切に行うしかありません。
歯ブラシで歯磨きをしたら、タフトブラシなどで歯の縁をやさしくなぞり、デンタルフロスを歯間に通せば、ある程度の汚れは除去できるでしょう。
それでも定期的なクリーニングが必要になりますので、定期検診にはお忘れなくお越しください。
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