しらかわブログ

セラミックが割れやすいってホント?

2017年6月23日 (金)

むし歯の治療に使う修復物としては、銀歯、コンポジットレジン、セラミック、金歯が代表的です。白い修復物となるのはそのうち、レジンとセラミックです。レジンは表面のむし歯に保険診療で適用可能です。歯を削る量が他の素材よりも少なく、最小で済みます。しかし、大きなむし歯には使えません。

セラミックは銀歯などと同様、大きなむし歯に被せ物として使用することが可能です。陶器のイメージから、割れやすくて繊細そうな印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際、割れやすかったのは、セラミックが登場してきた当初であって、今では大分丈夫になっています。修復材は年々進化を遂げています。それを歯にくっつけるセメントも同様です。そのため、セラミック歯は歯軋りが激しい方や噛みあわせが悪い方でなければ、ほとんど欠けることはありません。お口の中で黒光りする銀歯から自然な素材にしたいという方はセラミッククラウンをお勧めします。


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