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歯をキレイにしたいヤニ取り、クリーニング

しつこいヤニの汚れ除去

喫煙者にとって、悩みの種の一つとなるのがタバコのヤニが付着してできる汚れです。部屋の壁紙や衣服、自分の体、そして歯などに付着するとなかなか落とすのが大変です。このヤニの主な成分はタールといい、煙の中に小さな粒子として水やニコチンと共に含まれています。

タバコのヤニは粘着性があり、日々の生活の中で少しずつ蓄積されていきます。そして時間の経過とともに褐色に変化するうえ、唾液中のカルシウムなどと結びついて歯に固着し、黄ばみやくすみになります。歯磨きでもなかなか取れないヤニも、歯科医院でなら専用の薬剤を使って、歯を磨いていくことで、表面の汚れを浮かせて落とすことが出来ます。

クリーニングでは本来の白さへ

歯科医院で行うクリーニングはPMTCとも言います。これはプロによる専門器具での歯の掃除のことです。歯に付着した汚れを落とし、本来のつややかな表面を取り戻すことが出来ます。歯垢が除去され、細菌がまとまって形成したヌメリもなくなり、むし歯にもなりにくくなります

こうした汚れはケアが行き届いていないと、日々蓄積していくものです。そうして口腔内の細菌環境が悪くなると、むし歯や歯周病、口臭の原因となっていきます。だからこそ、定期的な検診とクリーニング、歯石除去が大切なのです。

予防歯科を利用して歯を永く健康に

歯科先進国では、糖分の摂取量が特段少なくはないのにも関わらず、高齢者の歯が多く残存しています。このことは、彼らの歯科医療の考え方と関係しています。北欧などでは、国民の多くが予防歯科を利用します。検診とクリーニングを習慣的に受診しているのです。

日本ではどうでしょうか。歯が痛くならないと歯科医院に行かないという人は多いのではないでしょうか。むし歯は削ることが主な治療法ですので、これを繰り返すと、歯がどんどん減っていきます。歯科医院を「歯の治療を行う医療機関」から「歯の健康を保つ医療機関」へと考えを変えるところから、お口の健康がスタートします。