矯正治療できれいな歯並びになったら、その後に元の状態に戻ってしまうのは避けたいですよね。矯正治療後に元の歯並びに戻ろうとする現象は「後戻り」と呼ばれます。
後戻りが生じる原因としては、以下が挙げられます。
・矯正治療後に利用する保定装置を正しく使っていない
・保定装置を使用中に定期検診を受けていない
・唇をかむなどの歯に力がかかるような癖が治っていない
矯正治療中にこれらの原因を改善することで、治療がよりスムーズに進むでしょう。また、保定装置の装着時間を守ることで、後戻りを防ぐことができます。もし後戻りしてしまった場合は、矯正治療を最初からやり直すことなった事例もあり、余計な費用と時間がかかってしまいます。
保定装置を全く装着しないと、ほぼ100%後戻りが生じるとされています。加えて、装着時間が不足している場合にも、徐々に後戻りが起こります。基本的には、矯正期間と同じ期間、保定装置を装着する必要があります。矯正治療が終了した後も「後戻りを防ぐ習慣を身につける」ことが重要です。後悔しないためには、歯科医師の指示を日頃からきちんと守り、きれいな歯並びをキープできるように努めることが大切です。
カテゴリー: 矯正治療
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