毎日使う歯ブラシ、気付いたら古くなっていませんか?古い歯ブラシを使っていると十分に歯を磨けなくなってしまうことがあります。歯ブラシの適切な交換のタイミングとは、一体いつ頃なのでしょうか?
1日3回程度の歯磨きをしている場合、大体1ヵ月経った頃が理想的な交換時期と考えられています。見た目の目安としては、歯ブラシを裏から見た時に毛先が開いて広がっていないかどうかが劣化の判断基準となります。「毛先が広がった歯ブラシは、新品の歯ブラシに比べて歯垢の除去率が40%落ちる」という臨床研究の報告もあるほどです。毛先の変化だけでなく、歯磨きをしていて弾力がなくなったと感じた時も交換のタイミングです。そのまま使い続けると、歯や歯茎を傷つける可能性があります。
硬さによっては、1ヵ月ほど使っても中々毛先が開かない歯ブラシもあるでしょう。しかし、毛先が劣化していなくても定期的に交換するのが望ましいと言えます。虫歯の原因となるもの以外にも「常在菌」という菌が存在し、歯ブラシの毛先にはその常在菌がたくさん付着しています。古くなった歯ブラシは、細菌が繁殖している状態になり、衛生的ではなくなります。歯ブラシの状態を問わず、「1ヵ月使ったら新しい歯ブラシに交換する」という意識を持ち、効果的な歯磨きが出来るようにしましょう。
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