しらかわブログ

フロス、きちんとできていますか?

2021年12月16日 (木)

ご自分でできていると思っていても、プロが見ると実はできていないことはよくあります。
歯科で言えば、歯磨きのような毎日行うことでさえも、きちんとできていないケースは珍しくありません。
それは歯間を掃除する、フロッシングも同じです。

 

フロスは歯と歯の間に通して、ただ上下させれば良いのではありません。
しっかりと、歯に沿って歯茎に食い込むまでしっかりとフロスを滑らせる必要があります。
力任せに行う必要はありませんが、歯の付け根まで掃除するのがポイントです。
なぜなら、これができていないと、歯周ポケットに汚れが溜まって歯肉炎の原因になってしまうからです。
歯肉炎は歯周病の症状の一つで、痛みがほとんどないので気づかないことが多々あります。
このように、しっかりケアをしているつもりでも、実は適切にできておらず、歯周病が進行しているケースもあるのです。

 

自己流のケアに陥ることがないように、フロスの使い方を指導されたことがない方は、一度歯科医院で聞いてみることをお勧めします。
適切にできているのと、できていないのとでは、お口のケアの成果は大きく異なります。


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