しらかわブログ

歯周病が認知症の原因に?まとめ

2020年11月25日 (水)

ここまで4回にわたって歯周病菌が及ぼす認知症のリスクについてお話してきました。

今回はまとめです。

歯周病になると、歯周病菌が増殖し、炎症を起こした血管から体内へ侵入します。

体内に入った歯周病菌は、細胞を刺激してアミロイドβという認知症の原因物質を作り出します。

さらに血液脳関門の組織に作用して、アミロイドβが脳へ蓄積されやすい環境を作り出します。

この一連の流れによって歯周病が認知症の原因となる可能性が示唆されているのです。

また、歯周病には認知症だけでなく、動脈硬化や骨粗しょう症、早産・低体重児出産、糖尿病にも悪影響があります。

朝起きた時にお口がねばつく、口臭が気になる、歯がグラグラする、最近歯医者さんへ行っていない、という方は、歯周病になっている可能性があります。

1つでも当てはまる方は、ぜひしらかわ歯科クリニックへご相談ください。


カテゴリー: 歯周病

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