しらかわブログ

歯医者さんはなぜ予約制?

2020年1月22日 (水)

普通、内科や皮膚科などは予約なしでも見てくれるところが多いと思いますが、歯科医院はそのほとんどが予約制になっています。どうしてだか、考えたことはありますか?

お医者さんが診てくれる風邪や蕁麻疹などの症状は、お薬で治すのが一般的です。

そのため、お医者さんが行うのは、患者様のお話を聞いて症状を確認し、検査を行うなどして膨大な知識の中から病名を導き出し、適切なお薬を処方する、という「診断」に重点が置かれます。

しかし、歯科医院にいらっしゃる患者様がお薬だけで治るということは滅多にありません。ほとんどの場合、歯を削って詰める、歯のお掃除をする、噛み合わせや義歯を調整する、といったなんらかの物理的な「治療」が必要です。

もちろん、数分で済む治療もありますが、特に神経が虫歯菌に感染してしまった歯髄炎などは、非常に手間も時間もかかる治療です。そうなると、治療時間が長引き、短時間に複数人の患者様を診察することが難しくなるのです。

歯科医院はどうしても「治療時間」に重点が置かれてしまうために、患者様を長時間お待たせしないよう、予約制になっているのです。

もちろん、虫歯が想像以上に大きくて時間がかかってしまうなどの不測の事態が発生することもあるため、絶対に時間通りに診察ができるというわけではありませんが、なるべく患者様の時間を無駄にしないよう、精一杯努めていますので、ご理解いただけるとありがたく思います。

歯科治療のご予約は、予約の取りやすいしらかわ歯科へご相談ください。


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