最近のお子様に多いのが歯の「先天欠損」です。
何となく仰々しい感じがしますね。どういった症状なのでしょうか?
先天欠損とは、読んで字のごとく歯が先天的に(もともと)欠如している状態を指します。
この1~2世紀の間に料理などが発達し、人類の顎は小さくなる傾向にあります。
その結果、歯が元々ない状態=先天欠損が増えているのです。
現代の小学生における先天欠損の割合は10%前後とも言われており、この割合は、クラスに2~3人ほどです。
そんなに珍しいことでもありませんが、詳しい原因の特定には至っていません。
決してお母様のせいではありませんので、あまり悩まないようにしましょう。
では、この先天欠損があると、なにかデメリットが生じるのでしょうか?
先天欠損が起こるのが多いのは、前から2番目と5番目と言われています。
矯正治療などで、抜くことが多い歯でもありますので、これらの歯が無くても、大きな問題になることはあまりありません。
しかし、空きっ歯になってしまったり、隙間が大きくて食べ物が詰まりやすいなどの問題が起きることがあります。
また、複数の歯が先天欠損の場合、歯が少ないことによって食べ物が食べづらいということが起きることがあります。
矯正治療などで解決できる場合もありますので、気になったら歯科医院を受診しましょう。
しらかわ歯科クリニックでは、矯正治療のご相談も承っております。
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