しらかわブログ

治療中に口をあけておいて欲しい理由(詰める・被せる)

2019年7月3日 (水)

歯医者さんでは治療中、「口を開けておいてくださいね」と言われることが度々あると思います。

今回は、詰め物や被せ物をする時の口をあけておいて欲しい理由をお話しします。

虫歯を取り終わったあとの、レジン(歯科用プラスチック)などでの充填(つめること)には、

歯と詰め物がくっつきやすいように接着剤などを使用します。

この接着剤や、つめものというのは、非常に水と相性が悪いため、唾液が入ってしまうと、

削るところからやり直しになってしまいます。

また、詰め物やかぶせ物を装着する時に使用する接着剤も、とても水分に弱い成分でできています。

そのため、唾液が入ってしまうと、外れやすくなり、患者様に不利益です。

このように、使用する材料が水分に弱いため、お口を大きく開けていただき、

水分は掃除機のような装置で排除しながら処置を行うのです。

大変だということは、重々分かっているのですが、しっかり治して再発を防ぐためにご協力ください。

もちろん、患者様のご様子や状態によってさまざまに工夫することが可能ですので、

治療中のご希望など、どんなことでもしらかわ歯科クリニックにご相談くださいね。


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