しらかわブログ

治療中に口をあけておいて欲しい理由(根の治療)

2019年6月26日 (水)

歯医者さんでは治療中、「口を開けておいてくださいね」と言われることが度々あると思います。

今回は、口をあけておいて欲しい理由についてお話します。

根の治療をしたことはありますか?

根の治療は「口を開けておいてください」と言われたまま、20~30分そのまま、ということもあります。

なぜ口を閉じてはいけないのでしょうか?

お口の中、特に唾液中には何千万という菌がいて、この菌の中には虫歯菌や歯周病菌といった悪さをする菌が含まれています。

根の治療は歯の根から悪い菌を取り除く治療です。なので、お口を閉じてしまい、根の中に唾液が入ってしまうと、それまでの治療が無駄になってしまいかねないのです。

患者様も大変とは思いますが、歯の根をきちんと無菌化して再利用するため、ご協力をお願いします。

もし「もう無理だ!」という時は、ちゃんと対策を取ってから閉じられるようにしますので、手を上げて教えてください。

少しでも長く歯を残すために、一緒にがんばりましょう!


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