しらかわブログ

唾液の役割

2019年6月19日 (水)

唾液の役割を知っていますか?

唾液にはさまざまな機能があります。

まずは消化の作用。唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれています。でんぷんという成分をマルトースという糖の一種に変えることができるため、例えばでんぷんを多く含むご飯を良く噛むと甘く感じることができます。

唾液の中には粘膜を保護する成分が入っているため、お口の中の粘膜を保護して傷の治りを早めることができます。

また、唾液の中には殺菌や抗菌に働く成分があるため、食べ物についた菌に対して作用することで、身体を守っています。

唾液が多いと虫歯にもなりにくくなります。食事の後の口の中は大体酸性になっていて、歯が溶けやすい環境なのですが、唾液の緩衝能という能力が高いとお口の中をすぐに中性に戻してくれます。

食べ物を食べると唾液がたくさん出るのは、食べ物をひと固まりにして飲み込みやすくするという役割があるからです。口の中が渇いてしまうとむせやすくなりませんか?

このように唾液には様々な役割があります。

お口の中が渇いて、唾液の効果を実感できないという方は、何か問題があるかもしれません。

しらかわ歯科クリニックにご相談ください。


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