今回は処置や歯科医院への相談が必要な歯の変色についてお話していきます。

歯の変色のうち、大人も子供も一番多いのは着色で、これに関しては歯科医院でお掃除をすれば解決することができます。

問題なのは、虫歯の場合と、汚れが長期間残っている場合、ごく稀にあるのが、歯をぶつけて神経が死んでしまっている場合です。

虫歯の場合は、茶褐色～黒に変色することが多く、歯は欠けてしまっています。こうなってしまうと治療の対象です。自然に治癒する事はありません。

汚れが長期間残ってしまうと、プラーク（歯垢）は黄色い色に代わってきます。歯磨きが上手く出来ていない場合に多く起こります。歯磨きにもコツがありますので、ぜひご相談にいらしてください。日ごろから適切なブラッシングができていれば、そのようなことは起こりにくくなってきます。

歯の根元が白くなっているときは、歯石が付いている場合と汚れが停滞して脱灰（初期虫歯）になっている可能性があります。こちらも普段の歯ブラシによって改善できます。

転んでしまうなどで歯に強い衝撃が加わると、ごく稀に神経が死んでしまうことがあります。そうすると歯は徐々に黒っぽく変色してきます。死んでしまった神経は二度と元に戻りません。そのため、神経を取り除き、きちんと処置を行う必要があります。

その他にも、歯が変色する例はありますが、お口の状態によって、採るべき手段は変わってきます。

変色した歯を見つけたら、しらかわ歯科クリニックへご相談ください。