しらかわブログ

合わない入れ歯で怒って見える?

2018年12月5日 (水)

アメリカの1ドル紙幣を見たことがありますか?

ここに描かれているのは、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンです。

地名に名を残すほどの有名人ですが、歯科の世界では別の意味でとても有名です。

彼はその生涯を歯の問題に悩まされていたといわれています。手元に1ドル札があったら、是非彼の顔をよく見てみてください。歯を食いしばって、苦痛に耐えてるように見えませんか?

彼が大統領になった時、口の中にはわずか1本しか歯が残っていなかった、と言われています。彼はいくつも総入れ歯を所有していたそうですが、この時代の義歯は動物の歯を削ったものを、金のバネで押さえつけていたそうです。(ちなみに、同じ時代、日本には既に現代の総入れ歯に近い木製の入れ歯が存在していました。)

バネによって押さえつけられた歯が口から飛び出さないように口元に力を入れているため、このような顔になってしまい、晩年、彼は肖像画を描かれるのをとても嫌がった、と伝わっています。

現在は技術革新が進み、入れ歯が口から飛び出すようなことはまれですが、入れ歯の精度によって、外れやすさや顔つきまで変わってきます。

入れ歯に不満や悩みがある方は、入れ歯が得意なしらかわ歯科へぜひご相談下さい。


カテゴリー: スタッフブログ

  • 患者様の声
  • しらかわブログ