しらかわブログ

デンタルフロスを使うと歯の隙間が広がる?

2018年3月10日 (土)

歯間に専用の糸を通して掃除するデンタルフロス。
デンタルフロスは歯周病予防のために、毎日歯磨きの後に行うことがお勧めです。
最初は少し痛かったり、歯肉に血が滲んだりする方もいるかもしれません。
しかし、続けていると歯肉の奥の方まで磨いても痛くなくなってくるでしょう。

 

このデンタルフロスは歯間の掃除をしたことがないと、最初は違和感を感じることもあります。
中には、糸を通すことで歯と歯の隙間が開かないかと心配になる方もいるようです。

 

しかし、実際には歯はこの程度の力では動きません。
矯正治療のように、継続的に大きな力をかけて初めて歯は動きます。

 

もし歯の隙間が開いたように思う場合は、歯肉炎が治ったのだと考えられます。
歯肉の腫れが引くことで、歯の周囲がすっきりとして見え、距離が開いたように見えるというわけです。

 

デンタルフロスでは歯の間が空いたり、歯肉を傷つけたりするということはないと考えていただければと思います。
糸の持ち方が分からないという方は一度定期検診などの際にお尋ねください。


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