しらかわブログ

口臭の3つのタイプ

2017年11月10日 (金)

口臭というと、飲食後に吐息からするお口の臭いのほか慢性的にする臭いなどが思い浮かびます。
この口臭には3つのタイプがあります。

 

タイプ1 生理的口臭
病気ではなく、起床直後や緊張したとき、運動中など、唾液の分泌量が減る場面で発生する口臭です。飲食したものの臭いもここに当てはまります。

 

タイプ2 病的口臭
むし歯や歯周病などが原因で発生する口臭です。重度の歯周病により、膿が溜まっている場合があります。歯や歯肉を治療し、日ごろのケアをしっかり行うことで解消できます。

 

タイプ3 仮性口臭
本当は口臭はないのに、本人はあると思っている臭いです。あまり気にしてしまうと、コミュニケーションなどにも支障を生じます。

 

健康なお口の人には、生理的口臭以外は起こりません。

口臭は何らかの病気の兆候である可能性があります。

特に歯周病は歯肉の腫れなどに気がつかないと、特に痛みがないため、進行を許してしまいがちです。

慢性的に臭いがあるという人は、一度歯科の受診をお勧めします。


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