しらかわブログ

虫歯予防に効果的な歯磨きって?

2017年4月27日 (木)

毎日、歯の治療のために多くの患者さんが来られます。また、そのほとんどの方が最低限のエチケットとして歯磨きをしてから来院されていると思います。しかし、実際に口の中を診察するときちんと歯磨きができている患者さんというのが本当に少ないと感じます。
以前に比べて歯の健康に対する意識は高くなっているようですが、なかなか日常の歯磨きに時間と手間を取ることができないということもありますし、念入りに磨いたつもりでも歯ブラシなどが届かない場所などは磨き残しが多く見られます。歯は自分では正面の鏡でないと見ることができません。
しかも見えている範囲でしか目視では確認することができません。特に歯の裏側やその間、奥歯の周辺などは見えにくく磨き残しが多いところです。また、多くの方が歯ブラシのみで同じ箇所を磨いているのか磨けていない場所もありますし、歯ブラシでは届かない場所はデンタルフロスやピックなどできちんと隅々までケアできていないことが多くあります。奥歯が虫歯になりやすいのはやはり見えにくいことと、歯ブラシが届きにくいというところに原因があります。そういった見えないところ、歯ブラシの届きにくいところまできちんと磨き歯垢をきっちりと落とす必要があります。

歯磨きには長く磨き時間を取ることよりも1本1本磨き残しがないように丁寧に隅々まで磨くという意識をもって磨くほうがより効果的だと言えます。奥歯の裏など届きにくいところは専用のヘッドの小さな歯ブラシに持ち替えて磨いたり、先ほどのフロスを併用するなど1種類の1本の歯ブラシだけに頼らず工夫するとより効果的です。


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