しらかわブログ

麻酔注射の際に気を付ける2つのこと

2017年4月19日 (水)

局所麻酔の注射は刺すときと麻酔薬を注入するときに痛みを感じやすくなります。
つまり、この2点に工夫を施せば麻酔注射もその後の治療も、ほとんど痛みを与えることなく行うことが出来ます。

注射を刺す際の痛みは想像がしやすいかと思います。
当然針が入るため、チクっとします。
麻酔薬は注入箇所の組織を広げることで浸透していきます。
このスピードが速かったり、麻酔液が冷たかったりすると痛みにつながります。
そのため、ゆっくりと人肌に温めた麻酔液を注入する方が痛みは少なくなります。

今は直径が0.4㎜、0.3㎜、0.26㎜の針が一般的に使用されており、昔よりも細くなっています。
そのため、表面麻酔をしなくても痛みはかなり少なくなりました。
昔の麻酔注射を経験したことがある人には、拍子抜けする人もいるかもしれません。
昔の麻酔注射は今よりも太いだけでなく、切れ味が悪く、それも痛みの原因となっていました。
その当時の経験が原因で今でも歯医者が嫌いな人は多くいらっしゃいます。

しかし、これはとてももったいないことです。
今は昔よりも注射がかなり改善されていていて、そのうえ更に表面麻酔を施すこともできるためです。
歯医者を怖がって自己流のケアを行っていると、ますます疾患が進行し、大きな治療が必要となってしまう可能性があります。
当院でもできる限り痛みを感じない治療を行っておりますので、ぜひご安心してお越しください。


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